私は春になると花粉。
今では秋でも花粉。
一番外出に適している大好きな季節に、花粉で苦しむ事になるとは思ってもいませんでした。
しかも自分だけではなく、とうとう子供までも春先や秋に鼻水をズルズル目をゴシゴシ・・・。
子供って鼻水を拭くのを、物凄く嫌がりませんか?
なのに、子供の鼻水はなかなか治らなくて、上手く鼻がかめなくてかわいそう。
そんな鼻水を拭いたり、鼻をかむのを嫌がる子供の、鼻水のかみ方の練習方法を元保育士が紹介していきます。
花粉?子供の鼻水がとまらない
私はもう20年以上花粉症の症状が出ています。
私の場合は秋よりも春先になると、くじゃみ、鼻水、目のかゆみ、喉の痛みなどがあります。
最初は花粉症の事実を受け入れずに「これって、風邪だよね?」と、風邪と言う事にしていたのですが、1週間、1ヶ月と続くとさすがに花粉症なのか?
と、やっと自分の中で花粉症という事を受け入れました。
花粉症の鼻水は水みたいに「つーーーー」と鼻からたれてきてしまうので、絶えず鼻を拭かなかればいけないので、鼻がむけてしまいヒリヒリしてい痛いんですよね。
花粉症の時期には、少し高いけれどカシミア入りの、ふんわり~としたティッシュが家では必需品でした。
それでも大人は多少の症状ならば何とかなりますが、自分で鼻水を拭くことが出来ない小さい子ども達は、くしゃみをするたびに顔中鼻水だらけになってしまったり、鼻を拭くのを痛いからと嫌がってしまったりと大変。
我が家の子供は2才のときから、花粉症と診断され、まだ自分で鼻水も上手く拭けない時期でした大変でした。
せめて、鼻水が自分で「チーン」とかめるようになると少しは親も子も楽になりますよね。。。
子供が鼻水拭くのを嫌がる
風邪や花粉症によって鼻水が出ていても、子どもって自分でなかな鼻をかまないし、まだ1歳くらいだと「は~い」と鼻くそを普通に渡してくれます(笑)
「は~い」と可愛く鼻くそを渡されるので、受け取りますが、子供が自分で鼻を拭いたり、鼻をかめる事がで出来ると随分楽なのになぁ~と思いませんか?
鼻を拭くこと、かむ事にも個人差があるので、2歳くらいから出来る子どももいれば、なかなか自分でやりたがらない子どももいます。
しかも、花粉や風邪など調子が悪い時には、何度も鼻を拭くことになるので、鼻の下が荒れて赤くなっていると、ますます鼻を拭きたがりません。
困ったものです。
子供が自分で鼻を拭きたいとか、鼻をかみたいという気持ちを出来るだけ自分で持てるようにしてあげるのが良いと思うのですが、そこが難しいですよね。
私が保育士として保育園に勤めていた時には、2歳くらいからは自分からティッシュペーパーを取れるように、子供の手の届く所にティッシュペーパーを置いてありました。
子供はティッシュペーパー抜き取って遊ぶのが好きなので、保育園でも最初はいたずらにティッシュペーパーを取って遊ぶ子もいます。
でもその都度「ティッシュペーパーはお鼻を拭く時に使うから、取らないでね」と伝えていくと、1歳後半2歳くらいになるとティッシュペーパーはとって遊んではいけないときちんと分かって、遊びでは取らなくなります。
今度はお鼻が出ている時に「○○ちゃん、お鼻が出ているからティッシュペーパーを取って来て。お鼻を拭こうね」と頼むと、自分でティッシュペーパーを持って来て素直に鼻を拭かせてくれるようになります。
子供によって違いはありますが根気よく続けて、試してみてくださいね。
鼻が出て気持ち悪いから拭きたい!という気持ちが出てきたら次の段階ですね。
子供の鼻水のかみ方の練習方法
次に鼻のかみ方の練習です。
まずはティッシュペーパーを使って遊びながら練習をしますよ~。
ティッシュペーパーを鼻の上に持って行き、鼻から空気を出す練習です。
上手く鼻から空気をだす事が出来ると、ティッシュペーパーがヒラヒラと動きます。
まずは、お母さんが楽しくやって見せます。
「見てて。お鼻からフ~だよ~」
とか
鼻の中にティッシュペーパーを小さく丸めて入れて、思いっきり鼻から息を「フー」ママの鼻の中からティッシュがスポンと出てくると面白いです(^^♪
ティッシュペーパーが動く楽しさが伝わればいいのですが、子供がやりたがらなければ無理にやろうとせず、また別の機会にでもチャレンジしてみてくださいね。
鼻からふ~と息が出るようになったら、今度は鼻の穴を片方ずつ押さえて、優しく息を出すように教えます。
「優しくチ~ンってしてみようね」と声をかけて出来たら
「すっきりして気持ちがいいね~」という感じに声をかけてあげましょう。
個人差があるのですが、だいだい2、3歳くらいで自分で鼻をかもうとする。(兄弟のいる子はお兄ちゃん、お姉ちゃんをみて真似をしているので早くから鼻をかめることが多いですね)
↓
4歳くらいでほぼ一人で鼻かみができる
↓
5歳くらいで自ら判断して、必要に応じた鼻かみができる
個人差がありますので、出来なくても焦らず続けて行くといいですよ。
間違った鼻のかみ方
- 強くかむ
- 両方を一度にかむ
- すする
こんな事に注意しながら、鼻を片方ずつ押さえることや、力加減を覚えられるようにしていくと良いでしょう。
まとめ
かぜなどの病気予防のためにも、正しい鼻かみを伝える事が大切ですね。
まずは鼻水が出ていることに気付けるように声掛けをして、子供の様子を見守って、必要ならば手を添えて練習をしていくと良いでしょう。
子供の鼻水は長引きますね。
自分でかめるようになるには少し時間がかかります。
根気強く繰り返し伝えたり、ゲーム感覚で鼻から息をだす事を遊びながら教えたりと、繰り返しやってみてくださいね。