保育士として働いていた時によく聞く言葉。
「まだ1歳だし、何をして遊んだらいいか分からないんです。」
「男の子だと外遊び中心で。特に雨の日は大変。」
「梅雨の時期が恐ろしい~」
わかります(-_-)
私が保育園に努めていた時には、常に天気予報を確認していて、雨の日は何をして遊ぼうかと
前日から考えて用意をしていました。
男の子のママに限らず、元気のいい子供と1日中家の中で過ごすのは、
ものすっごく大変ですね。
そんな時、保育園での雨の日の遊びが参考になれば嬉しいです。
1歳の子供との遊び方が分からない
つい最近まで、ハイハイの赤ちゃんだったのに、歩くようになってぐ~んとお兄ちゃん
お姉ちゃんになる時期ですね。
昨日まで出来なかった事が、急に出来るようになっていたりと、成長が目に見えやすく、親としては感動する事も多いのではないでしょうか?
そんな、成長と共に色々な悩みが出て来る時期ですね。
歩くようになると、行動範囲も広がり、遊びも激しくなり、いたずらもするようになり・・・。
目を離したすきに本をカジカジと食べていたり、BOXティッシュを全部出してあそんでいたり、引出しの中の物を全部だしていたり・・・。
大変な時期です。
でも、この可愛い時期って本当にあっという間です。
出来れば、子供と一緒に遊びたい、でも、遊び方が分からない。
そんな方にいろいろな遊びを紹介します。
1歳の男の子とのスキンシップな遊び方
男の子の外遊びば、滑り台、お砂場、ボールなど、公園ならば夢中で遊ぶ、そのような子が多いのですが、家の中の遊びは、プラレールや車などが中心になるようです。
でも、男の子って甘えん坊。お母さんとベッタリできるスキンシップな遊びが大好き。
そんな可愛い男の子と、いっぱいベタベタして遊んでみて下さいね。
<スキンシップ遊び その1>
ママは体育座りの姿勢で寝っ転がり、寝転がったまま自分の両足のすねの部分に子供のお腹が乗るようにのせます。子供の背中をママの両手でしっかりと押さえます。
そして、寝転がったまま、ママの両足をゆっくりと上下させます。
もちろん、子供の安全第一です。
子供の体が自分の両足から落ちないように、しっかりと両手で押さえて、子供の顔をよく見て、少しでも怖がるようならすぐに止めます。
でも、大体の子供は
「俺も、俺もやって」と、やってくれとアピールしてきます。
もちろん、女の子も好きでしたが、中には少し怖がる子もいたので、様子をみて本人に
「怖いかな?大丈夫?」
と子供本人に確認して、怖がらないようなら、最初はゆっくりとやってスキンシップ遊び楽しんで下さい。
<スキンシップ遊び その2>
お父さんやお母さんの足の間を抜けるトンネル遊び。
これは簡単です。
最初はママが子供が座っている上を、声を出しながら(何でもいいんです)またぎます。
「ドドドド」でも「ズズズズ」でもいいですが、親が楽しそうに子供の頭の上を歩きます。するとだいたいの子供は、面白がって自分から親の足の間をくぐって、トンネル遊びを始めるでしょう。
そうなったら、ひたすら子供が飽きるまで、親の足の間をくぐってトンネル遊びをして楽しみます。
これ、結構、長い間やりたがるので、最後は親が子供から逃げるように、隠れます。そこからは、かくれんぼ遊びに移行。簡単ですが楽しいですよ。
<スキンシップ遊び その3>
フーフー遊び
子供のおでこに向けて息をフー
最初はビックリするけど、ケラケラ笑ったら好きな証拠。だんだんと強くフーとすると、もっとケラケラと笑ってくれるかも。
でも、やり過ぎるとこちらが酸欠・・・フラフラしてくるので気を付けて。
この遊びは子供がママの真似して自分で息をフーって出来るようになると、色んな遊びに発展します。
ストローの先にすずらんテープをセロテープで付けてあげて「フー」とすると、自分の息でストローの先についている、スズランテープがひらひら~。
自分でフーとストローから息が出せるようになると、外でシャボン玉遊びが出来るようになります。
まずは、シャボン玉の前にこの遊びで試してみると良いかもしれませんね。
雨の日室内の遊び方1歳
雨の日の保育園では、製作をしたり、シール貼をしたり、お絵描き(なぐり描き)などをする事が多かったのですが、その様な静かな遊びばかりだと、元気な子供達は全く疲れしらずで、食後のお昼寝をしたがらない子も出てきます。
そこで、私は静かな遊びばかりではなく、動きの出る体を使う遊びも取り入れて遊んでいました。人気があったのは、
風船遊び
最初はただ風船を膨らまして、ポンポンと宙に浮かせるだけでも喜んで遊ぶのですが、次第に飽きて来るので、その風船にアンパンマンや、バイキンマン、ドキンちゃんなどの絵を書いてあげます。それを今度は結び目の所にスズランテープを結んで、風船を天井からつるしてあげる大喜び!
ちょうど、風船が手に触るかな?くらいの少し高めの位置に風船をぶらせげます。すると、叩いたり、触ろうとしてみたり面白く遊べます。
ただ、風船の紐が体に絡まると大変危険です。この遊びは必ず親がそばについて、子供と一緒に遊んで下さい。
ダンス&音楽遊び
子供が好きな音楽を流して、好きなように踊りまくります。少し飽きてきたらその音楽一緒に合わせて、すずやタンバリン(100均で売ってます)などを手に持たせて、音楽に合わせて手を動かして音を出して遊びます。
ちょっと、恥ずかしいかもしれませんが、ママも一緒にやると、ストレス発散!結構思いっきりお尻をふったり、頭を動かしたりすると、子供に大うけですし、ママも体を動かすとスッキリするのでオススメです!
まとめ
ここに紹介したものは、家でもすぐに遊べるような簡単な遊びです。
雨の日に何して遊ぼうかなぁ?と迷った時にでも思い出してもらえたら嬉しいです。
子供は、ママが楽しそうにしている姿が一番嬉しいので、雨の日のプラレールや、車などのおもちゃ遊びの合間に、このようなスキンシップな遊びや、体を使った遊びを取り入れて、お互いにストレスがたまらないように過ごすと良いですね。
この時期の子供って、手がかかるし、イライラする事も多いかも知れないけれど、成長もあっという間です。お互い楽しめるように工夫しましょうね。
ママが楽しく過ごせますように!