最近、全国の小学校の運動会でよさこいソーラン節の踊りをみるようになりましたね。
子供達もソーラン節の音楽が好きなようで、踊りながら楽しそうに
「ソーラン、ソーラン」と、よく口ずさんでいました。
子供がずっと「ソーラン、ソーラン」と言っているので私の頭の中では、
ず~とそのフレーズが残ってしまい少し、困りました。
ソーランって、なんだか不思議でちょっと心地よい感じのリズムです。
でも、よさこいと似ているし
よさこい?
ソーラン?
何が違うのでしょうか?
よさこいとソーランの違いや意味を確認しましょう!
よさこいとソーランの違いや意味は?
よさこいのルーツは、土佐のお酒の席でのお座敷遊びで、俳句を作るように、よさこい節のメロディーに合わせ、唄い踊るお座敷踊りです。
「よさこい」は、替唄遊びの中で使われるまくらことばで、高知よさこい節では
「寄さ来い」「良さ来い」「良さ恋」「夜さ来い」など色んな意味合いで使われています。
好きに意味を掛けあう、お酒遊びだったのです。
だから、よさこいには楽しい雰囲気があるのですね。
ソーラン節は北海道の日本海沿岸の民謡で、ニシンが大量にとれていた頃に、ニシン漁の網を引くときの掛け声が起源です。
そう思うと、ソーラン節は大量のニシンを喜んでいる歌に、聞こえてきますね。
よさこいとソーランには鳴子がいるの?
高知のよさこい祭りには鳴子(なるこ)がつきもので、この鳴子を持つ事がルールになっています。
鳴子には、諸説あるようですが、穀物を鳥から守る為に、取りを追い払う目的で使われた道具からきていて、昔は、田畑に鳥が来たら鳴子を鳴らす人を「鳴子守(なるこもり)」や
「鳴子引(なるこひき)」と言っていたそうです。
現代は色々な鳴子があり、かわいい物や、かっこいい物、カラフルな物などもあるようですよ。
よさこいを見る時には、どのような鳴子を手に持っているのかにも、気にして見たいですね。
よさこいソーランの発祥の地は北海道?
よさこいの発祥地は、何度も出てきていますが四国の高知県です。
よさこいソーランは、北海道から高知県に遊びに来ていた大学生が、四国高知で見たよさこいに感銘を受けて、ぜひ北海道でもこのよさこい祭りをしたいと思ったのが始まりです。
そこで、高知県のよさこいと、北海道のソーラン節をくっつけた、YOSAKOIソーランが北海道で広がり、現在では日本全国にアレンジされて広がっているようです。
この北海道のよさこいソーランは、曲にソーラン節を入れる、手に鳴子を持つが主なルールです。踊り、衣装、曲などは自由なようで、YOSAKOIソーランは衣装や髪型がとても派手な印象がありますね。
毎年どんどんと派手になっていくのでしょうか?
でも私は、衣装や髪型、メイクなどが個性的ですし、自分では絶対に出来ないので、見ているだけで楽しいですし、元気があっていいなぁ~と思います。
また、このよさこいソーランは、全国の小学生たちもよく運動会で踊っていますね。
このよさこいソーランの踊りは、かなり立ったり座ったり、体を激しく動かすので、すごく疲れるようで、運動会の練習は暑い中、子供達は毎年練習が大変なようです。でも運動会本番は、この激しいYOSAKOIソーランの音楽と、頑張って踊りっている子供の姿を見ると、運動会がものすごく盛り上がりますので、毎年たのしみにしています。
よさこいソーランって、結構うるさいとか嫌いな人もいるようですが、私は迫力があって好きです。全国各地で盛り上がっているよさこいソーラン祭りに行ってみたいと思います。
踊り手の皆様、頑張って~。応援していますよ!
まとめ
よさこいの発祥地は四国の高知県。そして高知県のよさこい祭りを見て感銘を受けた北海道の大学生がよさこいを北海道に広めて、よさこいと北海道のソーラン節をミックスしたYOSAKOIソーランが全国的に広がっていった。
よさこいや、よさこいソーランのルールは、手に鳴子を持つ事。この鳴子や、衣装や髪型にも個性があるので、そのような所も気にして見ると楽しいでしょう。