雨の日が続くと、今日は室内遊びは何をしようかな?
0歳児、1歳児は年齢の幅が広くて遊びの設定が難しいですね。
特に新人保育士さんにとっては、雨が多いとネタがだんだんと尽きてしまう。
新聞遊び昨日やったし、ボール遊びも風船遊びも今週はやってしまった。
うーーーん。
今日も雨かぁ~。何しよう。
そんな時にすぐに室内で遊べるアイディアと、簡単な手作りの玩具を紹介します。
雨の日の保育0歳児
雨の日の保育園の0歳児クラスは、年齢の幅が広くって大変。
歩ける子、まだ寝返りも出来ない子など、遊びの設定が難しいですね。
新聞遊びも新聞を食べてしまうし、ボール遊びもまだ難しい。そんな時には簡単に
<ハイハイマット遊び>
ハイハイが出来るようになったあかちゃんに、運動用のマットを使って坂道をつくります。坂道でハイハイ遊びをすると体の発達にもつながってとってもいいです。
でも、問題は雨の日は他のクラスで運動用のマットを使ってしまうかも・・・。
なかなか、0歳児クラスに雨の日に運動用のマットは回って来ない、そんな事ありませんか?
そんな時には床にひくマットレスや、園の布団を使いましょう。
坂道のハイハイってあまりやる機会がないけれど、足の親指でけってはう姿勢の練習にもなって、少し足腰の弱い赤ちゃんには最適です。試してみてね。
<段ボール遊び・ボール入れ>
こちらは0歳児でも少し月齢の高い子供向きかな。まずは段ボール箱を用意します。
段ボール箱の下の部分は蓋をせず、あけて床やテーブルの上に置き、正面に子供達が大好きなアンパンマンや動物などの絵を描きます。
次にカラーボールのサイズの穴を上や横、アンパンマンならの鼻の部分にも穴をあけて出来上がり!
ボールの穴は何個か開けるので、強度が少し弱くなってしまうのが欠点ですが、子供達は大喜びでボール入れを楽しみます。
<段ボール遊び・バスや電車ごっこ>
段ボールにバスの絵、電車の絵を描いて紐を取り付けます。
子供は段ボールバスや電車に乗車。
保育士が懸命に引っ張ります。ひもを付ける部分は強度をUPして備えましょう!
子供を一人乗せると、永遠とバスの運行が始まります(笑)腰痛に注意です!
でも、歩ける子供は時々手伝って一緒に引っ張ってくれます。ありがたや~♡
<落としおもちゃ>
プラスチック容器のふたの部分に、ペットボトルのふたのサイズの穴をあけます。
そこに、アンパンマンや動物の絵を描いて出来上がりです。
穴からペットボトルのふたで出来たボール?を入れてあそびます。ペットボトルの蓋のボールは蓋を2個組み合わせて、ビニールテープなどで頑丈に止めます。これを何個か用意しておきましょう。
赤ちゃんは自分でアンパンマンの蓋は開けられないので、全部ボールを入れ終わると、その都度「あけてほしい」と渡してくるので、そのつどアンパンマンの蓋を開けてボールを取り出してあげて下さいね。
そのうち指先の力がついて指が器用にうごかせるようになると、自分でアンパンマンの蓋を開けてボールを取り出して、繰り返し遊び出します。
この時、組み合わせた蓋の中に、振ると音が鳴るようにお米やビーズなどを入れておくと、
ペットボトルの蓋も音が出るおもちゃになります。でも、テープが弱ってくると中身が飛び出してキケンですので、中に音が鳴るよう物を入れる時には、中身が絶対に飛び出さないように必ずよく確認してから使って下さい。
また、このペットボトルの蓋のボールは赤ちゃんがよくなめて遊ぶので、汚れたら新しいものにどんどん取り換えましょうね。
雨の日の保育1歳児
1歳児クラスも段ボールバスなどは、人気ですね。
取り合いに注意して、順番に乗る事を覚えながら段ボールバスで遊びましょう。
<カラーセロファン遊び>
カラーセロファンをそのまま子供に渡すだけで、目に当てて色の世界を楽しみます。
色が分かる子供は
「あかー」
「きいろー」
などなど、目に当てて不思議な世界を楽しみます。
遊んでいるうちにカラーセロファンはグシャグシャになってくるので、グシャグシャになったら今度は、小さい250mlのペットボトルの中に入れて遊びます。入れるのは出来るけど、取り出せなくてちょっとイライラしながらも、引っ張りだして遊びます。
もう1つ、カラーセロファン遊び。
トイレットペーパーのしんにカラーセロファンをテープで巻きます。すると、カラーセロファン望遠鏡の出来上がり!重ねて見ると色が変わったり、不思議な世界が味わえます。
でも、ちょっと強度が弱いので、2歳前後の子が対象ですね。
トイレットペーパーのしんも可愛くテープを巻いたり、絵を描いてあげると良いですね。
<トイレットペーパー遊び>
トイレットペーパーのしんは色々な遊びに使えるので、ぜひ捨てずに取っておいて、手作り玩具を作って遊びましょう。
トイレットペーパーのしんと洗濯バサミがあればすぐに遊べます。
洗濯バサミを指で挟む事が出来ない間は、トイレットペーパーのしんの上から洗濯バサミを
落として遊びます。
何度も繰り返して「あれあれ、何で下から出て来るの」と、不思議に思いあそびます。
だんだんと成長して指の力が付いてくると、洗濯バサミをトイレットペーパーのしんに
くっつけて遊んだりと、幅が広がってきますね。
そして、もう1つ。トイレットペーパーのしんを適当な幅にカット
可愛いテープを巻き付けます。
それを積木にしたり、転がしたりしてあそびます。簡単に作れるのでおすすめです!
雨の日の保育遊び
雨の日は続くと子供達も体を動かす遊びがあまり出来なくなりイライラが募る事もありますね。
そんな時にはすぐに出来る園内探検!
他のクラスに少しお邪魔させてもらったり、廊下を探検したりして遊ぶ事も出来ますね。
遊べる場所は全て遊びの場所に設定を変えて遊びます。
廊下ならでは、長い距離をいかしてトンネル遊びや、バイク遊びなどは人気ですね。
また、雨の日ならではの雨の様子を見に行くツアー(雨水が流れるのをみたり)をやったり、
ひさしの下にバケツや空き缶を置いて、雨音を楽しんだりも楽しいですね!
まとめ
雨の日は何をして遊ぼうかなぁと、考える事も多いとおもいますが、意外と雨音を聞くことや雨を眺めるだけでも子供達は喜んでくれます。
でも、時には子供達が喜ぶような手作り玩具を作っておくと、みんな喜んで遊んでくれますし何より「自分が作ったおもちゃを喜んで使ってくれて嬉しい!」そんな保育士という仕事の喜びや楽しさを味わって欲しいです。
雨に負けずに子供達と元気に楽しんで遊んでくださいね~。
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